東九州機械工業株式会社

ブログ

50年を超える昭和電工殿御指導のプラント補修技術を
スタッフがご紹介します。

ラッピングについて

今回は私ども東九州機械の技術「ラッピング」について紹介させていただきます

ラッピングといっても,御存じな方もおられると思いますが,一般的には「包装」を

思い浮かべる方がほとんどです。

ここでお話ししたいのは精密加工・鏡の様な光沢に仕上げる鏡面仕上げの意味でのラッピングです。

(なお改めて調べてみました所「包装」はWrappingと「鏡面仕上」はlappingとはスペルが違っていました)

 

精密加工・仕上技術には布やフェルトによる図の様に仕上げる「バフ加工」と

定盤の上で工作物を動かす「ラッピング加工」とがあり「バフ加工」に比べさらに精密に仕上げる事が可能です。

例えばポンプ・撹拌機等を,長年お使いになられると,メカニカルシ-ルは劣化します。

劣化すると漏洩の可能性が有ることから,高価なものですが交換する場合がほとんど

です。これに「ラッピング加工」する事により再生することができ大幅なコスト節約を

はかる事ができます。

弊社の「ラッピング加工技術」についてくわしくは次の機会にご紹介します。

 

 

布・フェルトによる「バフ加工」                                   精密機械加工「ラッピング加工」

(*)「機械加工の知識がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメント社)より

 

 

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2019年03月28日
メンテナンス